マイクロソフト社内ではグーグル「Gemini」もソフトバンク提携の「Perplexity」もアクセスできない

マイクロソフト サティア・ナデラ CEO

マイクロソフト(Microsoft)のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)。

Justin Sullivan/Getty Images

マイクロソフト(Microsoft)は従業員に対し、同社の「Azure OpenAI」を利用したAI検索エンジンを提供する「Perplexity(パープレキシティ)」へのアクセスを禁止している模様だ。

同社の内情に詳しい複数の関係者への取材から判明した。

Azure OpenAIは、マイクロソフトのセキュアなクラウド上でOpenAIが開発した大規模言語モデル「GPT-4」などを使用できるサービス。

ウォルマート(Walmart)やJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)らは同サービスを利用して、社内業務や製品にジェネレーティブ(生成)AIを導入している。

最近では4月23日、Azure OpenAIを含む生成AIおよびクラウドを活用した取り組みの加速について、飲料大手コカ・コーラとの戦略提携に合意したと発表。同社は5年間で11億ドルを投じるという。

冒頭に登場したPerplexityもこのAzure OpenAIの主要顧客の一角だ。

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