コーヒーの味が思い通りにならないのは、豆の保存状態のせいかも。ひねるだけの「魔法の容器」のおかげで自分史上ベストな味のコーヒーができた

お店で気に入ったコーヒーの豆を買ったのに、自分で抽出するとどうも上手くいかないということは往々にしてある。

使っている器具や淹れ方によるところも大きいが、意外と重要なのがコーヒー豆の保管方法。

買ったときのパッケージそのままや、密閉袋ではなく、専用のキャニスターを使うことでコーヒーの味は変わってくるものだ。

プロも愛用する真空キャニスター

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Fellow 「Atmos Vacuum Canister アトモス真空キャニスター 0.7リットル」 税込5500円

撮影:シラクマ

コーヒー好きの私が長く愛用しているのが、Fellowの「Atmos Vacuum Canister アトモス真空キャニスター」というアイテム。

本体は0.4リットル、 0.7リットル、1.2リットルの3サイズ展開。それぞれ豆の種類や焙煎度合いにもよるが、大体170グラム、280グラム、450グラムのコーヒー豆を入れておくことができる。

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撮影:シラクマ

カラーはブラック、ホワイト、ガラスの3色。コーヒーの保管を考えるのであれば遮光されているブラックかホワイトが最適だが、私はパッと見たときに豆の残量を確認できるのが便利でガラスタイプを好んで使っている。

ひねるだけで真空状態をつくれる

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撮影:シラクマ

このキャニスターの魅力は、手軽に真空状態にでき、コーヒー豆の鮮度をフレッシュに保ってくれるところにある。

具体的な使い方は、フタを閉じたあとに数回ひねるだけ。たったこれだけのシンプルな動作で、空気をキャニスターから追い出してくれるのだ。

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撮影:シラクマ

真空状態になるとフタの上部にある窪みが緑色に変化。また、フタの動き自体も重たくなるため、視覚的にも感覚的にもわかりやすくなっている。

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撮影:シラクマ

ちなみに真空状態を保てるのは3日程度のため、しばらくコーヒーを飲まない期間が続くときには、一定の間隔で真空にする作業を繰り返す必要がある。

毎日コーヒーを飲む場合は気にならないが、コーヒーを楽しむスタイルによっては面倒なポイントかもしれない。

豆がフレッシュだとコーヒーはもっと美味しくなる

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撮影:シラクマ

真空状態を解除するのも、フタ上部にある窪みを押すだけとシンプル。シューッという音とともに空気が戻っていき、フタを開ける準備が整う。

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撮影:シラクマ

自分でコーヒー豆の焙煎もしている私からすると、美味しいコーヒーを淹れるためにはフレッシュな豆が欠かせない。

もちろん、焙煎したての豆にはガスが多く内包されていて抽出が難しくなるため、ある程度寝かせるということも大切だ。ただ、飲み頃になった豆を飲み頃のままキープするには、こうしたキャニスターが大いに役立ってくれるものだ。

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撮影:シラクマ

それぞれの豆や焙煎の度合いによっても異なるが、一般的に3日〜1週間ほど経つと風味がより感じられて飲み頃だと言われている。

「アトモス真空キャニスター」はこのベストな期間を約2週間ほどキープしてくれるため、ゆっくりとコーヒーを楽しみたいときにもおすすめだ。


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